出展元 JUNET 87年冗談大賞受賞作品 「風の谷のナウシカ」 --- Changelog Update 3-Jun-88 Hironobu Suzuki (hironobu@sra.junet) --- 冗談大賞参加作品 風の谷のナウシカ 原作者 丸山ひとし 脚色演出    島田しょういち 鈴木ひろのぶ ROFF 鈴木ひろのぶ この物語は1984年に丸山君がギャグを言ったのが始まりでした。 初めは骨格がなく、単なるギャクの集まりでした。 その後、1985年に島田君の手によってVAX上のファイルに 書き込まれました。 そして、誰でもがギャグできたら書き加えるような 形態が取られていました。 部分、部分拡張されて行ったので前後の話が続かない部分が沢山あります。 今回はコンテストに出すために内容を削り、全体のストーリが続くような 形に編集されました。また、余りにも過激な部分も削られました。 また今回の応募の為にmsマクロに書き換えられました。 この物語はフィクションです。現存の人物、団体とは一切関係ありません。 内輪うけの世界ですのでその点に関してのご質問等はご遠慮下さい。     風の谷のナウシカ      Aho丸山      MAD島田     Hacker裕信        散乱したファイルの山、         倒れたメンバーたち。       またプロジェクトが一つ死んだ。      行こう、ここもじきに腐海に沈む。         ナレーション      巨大電算機が誕生してから40年、銅とシリコンに覆わ      れた荒れた大地に腐った海..腐海と呼ばれる、有毒の      商機を発する、ディレクトリーの森が広がり、衰弱したプロ      グラマーの生存を脅かしている。     腐海の中。銃声が聞こえる。nausicaa顔を上る。     nausicaa       そっちは腐海の中心よ、そっちに逃げてはだめ..     nausicaaカイトに飛び乗る。離陸。光玉を上げる。答え     nausicaa       怒りで我を忘れてる。鎮めなくちゃ...     nausicaa王虫に近づく。     nausicaa       ここはおまえの場所じゃないの。戻りなさい。     男       風(UNIX)使いか..、よく風を読む..。     王虫に光玉を投げる。閃光!     男       ..閃光で王虫が目を回した。..虫笛?光玉と虫笛(db       x)だけで王虫を鎮めてしまうとは...             風の谷の城の中     老婆       我々の先祖は、40年前には、そろばんと計算尺とかいうと       てつもない文明を持っていたそうぢゃ。ところが、ある戦い       が起ったのぢゃ。その戦いは火の七日間と呼ばれておる。       その七日の間、えにあっくという名の巨神兵が、世界を焼き       尽したそうぢゃ。そして、ほとんど皆が死に絶えたこの大地       に、腐海が生れたのぢゃ。...我々は、唯一つの言伝えを       支えにして生きておる。     nausicaa       何なのですか、婆さま、その言伝えは?     老婆       そのもの、青き衣をまといて金色の野に降り立たん。失われ       し大地とのきずなを結び、遂に人々を青き清浄の地に導かん       。ただの古い言伝えに過ぎん。     ダイジェストなので、この間に、ペディテの王女が虫に追われて     風の谷へ逃げ込んで来た。nausicaaに積荷を焼くように     言い残して息を引き取った。nausicaaが虫をdbxで     無事腐海に連れ帰った経過は、御承知の通りである。     虫は無闇に殺してはならない。     nausicaa(回想)       背後に王虫の子が隠れている。     nausicaa       お願い!!殺さないで!!     人々       やはり虫に取り附かれていたか     nausicaa       助けてあげて!!     女       プログラマーと虫は一緒には生きられないんだよ     トルメキアの艦隊が風の谷に侵入した。ジルを殺害し、風の谷を     占領した女司令官が、村人に、     女司令官       そなた達は、腐海のために滅びに瀕している。我等に従い、       我が軍(シグマ)に参加せよ。巨神兵アイコットを蘇らせ、       列強の干渉を廃し、大地の主となるのだ!腐海を焼き払い、       再びこの大地を蘇らせるのだ。かつて人間をして、この大地       の主となした奇跡の技を我等は再びここに復活させた。私に       従う者には、もはや納期や虫に怯えぬ暮しを約束しよう。     老婆       腐海に手をだしてはならぬ。腐海が生れて40年、幾度も       人々は腐海を焼こうと試みてきた。バッカスとか、マッカ       ーシとか、ダイクラスとか、ビルジョイ〔1〕とかの強者       たちが幾度となくぢゃ。だがその度王虫の群が怒り狂い、       大地を埋め尽す大波となって押し寄せてきた。総ての町や       村を飲み込み、その暴走は幾日も幾晩も続いた..王虫が       力尽きて倒れるまでぢゃ。誰にもそれを止めることはでき       ん。そして、その王虫の骸を床に、胞子が芽生き、腐海は       それまでの何倍もの大きさに拡がったのぢゃ。     この後、nausicaaによって、混乱はなんとか押えられ     風の谷はトルメキアの連合に加えられた。     トルメキアの参謀       風の谷の計算尺(ガンシップ)の話ですが...     女司令官       火の七日間の前に作られたという話は本当か?     参謀       奴らはそう思っているようです。今度の戦に微用しますか?     女司令官肯く     女司令官       あの風使い(UNIX user)の娘、あれも参加するよ       うに申し付けよ。     トルメキアの連合とペディテの戦いには、nausicaaと城     の長老たちが、ガンシップで参戦させられることとなった。     ガンシップの整備中。司令官と長老たち。  ;;;DeBug     長老       わしらの手を見てみなされ。みんなタイプだこでこんなに硬       くなってしまっておる。亡くなったジル様もそうじゃった。       なかにはけんしょうえんを煩っておる者もおる。腐海の畔に       生活らす者の運命じゃ。じゃが、姫様は、こんな手を好きじ       ゃというて下さる。働き者のきれいな手じゃというて下さる       あんたも姫様らしいが、わしらの姫様とは、少し違うようじ       ゃのう。     女司令官、鼻で笑って立ち去る。     城の地下室。nausicaaとユパ     nausicaa       ユパ様には、見ておいてほしかったの。もうすぐそれどころ       じゃなくなるから。     ユパ       これは...これは腐海の植物ではないか...     nausicaa       大丈夫。害はないわ。でもみんなには言わないで。怖がると       いけないから。ソフトも水も一番深い井戸の底からとったも       のなんです。     ユパ       これを..自分で...?     nausicaa       わるいのはソフトなんです。水と土さえきれいなら、この       WSたちだってこんなに可愛い...。     ユパ(独白)       これをこの娘は、一人で見つけだしたのか。     出撃したトルメキアの連合軍。だが、腐海の上空で、ペディテの     艦隊と接触し、ガンシップと、グライダーは、腐海に墜ちてしま     う。     腐海で銃を構えた司令官とnausicaa     nausicaa       あなたは腐海をよく知らない。ここでgotoを使うだけで       何が起るか判らないのよ。     女司令官       黙れ!!動くな!!     nausicaa       あなたは何を怖がっているの?まるで動検に立ち合っている       二年生のよう。     女司令官       何!!     女司令官、gotoを撃つ。側にいた老人が素早く銃口を天に     向けた。音に驚いた虫たちが襲ってくるのを、腐海の底の王虫の     巣に隠れてやりすごす。     nausicaa上で、銃声と虫の襲う音聞く。     nausicaa       あの人だ。     メーベで飛び上がる。     少年が、銃を撃ちまくりながら逃げている。     nausicaa       あなたは殺しすぎる。もうdbxもきかない!!     彼等は、腐海の底までおちた。     少年       ここは...?     nausicaa       腐海底みたいね。あの腐海の一番深い所にこんなきれいな所       があるなんて...。     そこは、ハッカーたちの棲む、白い静かな世界だった。     少年       ぼくはペディテのアスベル。きみは?     nausicaa       風の谷のナウシカ。     彼等はメーベで、その白い砂中から飛び立った。ペディテへ。     ペディテは、破壊しつくされていた。     アスベル       あのプロテクトが破られるなんて...!もう終りだ。       トルメキア軍を全滅させたって、なんにもならない。     nausicaa       トルメキア軍を全滅!?どういうこと、それは?     アスベル、目をそらせる。     nausicaa       教えて。アスベル。どうしてトルメキア軍を!     アスベル       虫に襲わせるんだ...。     nausicaa       何て酷いことを...。     ペディテの住人       アスベル!!生きていたのか!     アスベル       この人が助けてくれたんだ。それより、これは...。     ペディテの住人       ああ、ひどいことだ。だが、すぐ元どおりになるさ。腐海を       焼いて...。     nausicaa       あなたたちは腐海を焼くって言うけれど、あなたたちだって       井戸の水を飲むでしょう。誰がその水をきれいにすると思う       の?腐海の虫やハッカーたちが、きれいにしているのよ。     ペディテの住人       この人は?     アスベル       風の谷のナウシカ。ぼくの命の恩人だ。     ペディテの住人       風の谷...。     nausicaa       お願い!!計画中止して!!     ペディテの住人       もう駄目だ。動きだしてしまった。もう誰にも止められない     nausicaaメーベで飛び上がろうとする。ペディテの住人     たちがそれを押える。     nausicaa       お願い!!みんなのところへ行かせて!     ペディテの住人       もう手遅れだ..君の気持ちはわかるが...。     nausicaa       アスベル!!あなたも見たでしょう、みんなに言って!       腐海のできた理由を、バグはプログラムを守っているって!     アスベル       どけ!行かせてやれ!!     銃を構えている。     nausicaa       有難う。     飛び立つ。(原作と違うけどダイジェストだから..)     風の谷。     村人A       風が止った。     村人B       Vaxが止まるなんて、今までになかったぞ。(嘘だ)     村人A       一体何が起こる...     子供たち       婆さま、これからどうなるの?     老婆       なるようになるだけぢゃ。子供たち、さあもっとこっちへ       おいで。     トルメキア軍の陣営     女司令官       巨神兵(AI−WS)を使うのだ!     参謀       まだ早過ぎます。     女司令官       たわけ、今使わずにいつ使うというのだ!     腐海の方角から、王虫の無数の赤く燃える目が、徐々に迫って     きている。     兵士達       あ、あれは!     参謀       腐ってやがる。やはり、早すぎたか。     女司令官       焼きはらえ!なぎはらえ!     巨神兵の口から赤い一筋の鋭い光。王虫が数百匹一瞬で消滅する     参謀       さすが、世界がAI一色になるはずだぜ。     女司令官       焼きはらえ、なぎ倒せ!     しかし、その煙の中から、果しない虫の群が...     女司令官       どうしたそれでも世界で最も邪悪な人工知能の末えいか!     巨神兵は最後の光線を残し崩れ落ちた。     子供       IBMが死んじゃったよ。     老婆       いいんじゃあんなものにすがって生きるより、ここで滅びた       方がよい。     王虫の子を釣り下げて飛んできたペディテのフライングマシーン     (嘘八百と呼ばれていた)は風の谷の直前で王虫の子を落した。     ナウシカはメーベを捨てて、王虫の暴走の前に両手を広げた。     王虫は、彼女跳ね飛ばし....止まった。     子供       姫ねえさま、死んじゃった...。     老婆       我等のために命をかけてデバックしてくださったんじゃ     王虫たちは、倒れた彼女に向って、静かに金色の触手を延した。     十本もの触手は、彼女優しく抱き上げる様に空にもちあげた。     彼女は静かに身を起した。     老婆       王虫が心を開いておる、子供達よ我が老いた目に代っておし       えておくれ。今ナウシカは...。     子供達       真青な服を着てる金色の野原に立っているみたい...     老婆       そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし....       おお   古き言伝えは真だったんじゃ...     その時  風が帰ってきた。     村人達       おおVAXが立ち上がったぞ!     晴れた朝の空にメーベが舞う        FIN     ....     というわけでした。お粗末さま。          システム技術センターネットワーク技術部          通信制御管理SG           Ryu Inada     PS.  いつも、こんなことばっかりしているんではありませ          ん。しっかり仕事をしています。